氷河

山の地質

氷河期はなぜ来るのか——地球の3つの「ゆらぎ」が刻む10万年のリズム(ミランコビッチサイクル)

氷河期の拍子を刻んでいるのは、地球の軌道のゆがみ・地軸の傾き・首振り運動という3つの「ゆらぎ」です。深海の泥に残された実データから謎解きの順番で、ミランコビッチサイクルをわかりやすく解説します。
山の地質

山の時間は「桁」で読む——千年・万年・億年がごちゃまぜになる人のための地質時間入門

1万年前と1億年前、どちらも「大昔」に聞こえますが、実は1万倍違います。地質の時間は数字の大きさではなく「桁」で読むと一気に整理できます。百年から億年まで、桁ごとに「その桁でしか起こらないこと」を山の実例で解説します。
山の地質

日本に氷河はいくつある?——北アルプスに現存する9つの氷河をすべて解説

日本に現存する氷河は、2026年時点で9つ。すべて北アルプス北部に集中しています。氷河と雪渓の違い、9つの氷河の一覧と規模、なぜ低緯度の日本に氷河が残れるのかを、現地に通った体験とともに解説します。
登山記録

カクネ里雪渓に恋して——三度の冬、氷河をひと目見るために遠見尾根へ

カクネ里雪渓は、鹿島槍ヶ岳の北東に横たわる、長野県内で初めて氷河と認められた雪渓です。登山道もない谷の奥で静かに光る氷を、ひと目見るためだけに真冬の遠見尾根へ三度通った個人的な記録。なぜ氷河がここに残るのか、なぜ何度も通ってしまうのかを綴ります。
登山記録

ゴーキョ・リから見た氷河の世界 — ゴジュンバ氷河が語る地球の記憶

ネパール最長36kmのゴジュンバ氷河をゴーキョ・リ山頂から読み解く。デブリ、モレーン、氷河湖決壊リスクまで、プレート衝突と氷河侵食が刻んだ地球の記録を辿る。
山の地質

剱岳の地質:3億年前の大陸衝突が生んだ氷河の岩峰

劔岳はなぜあれほど険しいのか。答えは3億年前の大陸衝突で生まれた変成岩と、最終氷期の氷河による彫刻にある。飛騨変成帯・氷食尖峰・現存氷河を地球規模の視点で読み解く。