花崗岩

山の地質

「南アルプスの天然水」はなぜ甲斐駒ヶ岳から生まれるのか——花崗岩が磨く水の地質学

コンビニで手に取るあのペットボトルの水は、甲斐駒ヶ岳の花崗岩を20年以上かけて旅した水でした。白州の軟水が生まれる地質的な理由を、黒戸尾根を実際に登った視点から解説します。
登山記録

鋸岳登山記録——南アルプス最難関、ギザギザの岩稜を越えて第一高点へ

南アルプスのグレーディングで唯一のE難易度に指定される鋸岳。鋸の歯のようにギザギザと連なる岩稜、垂直の鎖場、崩れやすいガレ場——標高2,685mの第一高点をめざした9月の登山記録です。花崗岩の山がなぜこれほど険しい姿になったのかにも触れます。
山の地質

燕岳の地質学――白い花崗岩の山体はどうやって生まれたか

北アルプスの燕岳を白く染める花崗岩は、約7000万年前のマグマ活動が起源です。プレートの圧縮で持ち上がり、氷河に削られ、風化で穿たれた山体がなぜあの形になったかを、合戦尾根から読み解きます。
登山記録

瑞牆山の地質|噴火しなかった火山が1,000万年かけて奇岩群をつくるまで

瑞牆山はマグマが地下で固まった「深成岩体」です。プレート沈み込みから花崗岩の形成・隆起・節理沿いの侵食まで、あの奇岩群が生まれた1,000万年の地球史を読み解きます。
登山記録

甲斐駒ケ岳の地質:伊豆半島の衝突が押し上げた白い花崗岩の山

南アルプス北端に白く輝く甲斐駒ケ岳。地下深くで生まれた花崗岩が8,000m以上隆起した背景には、伊豆半島の衝突があります。中央構造線とフォッサマグナが交わる場所で今も年間3〜4mm上昇を続ける山の成り立ちを読み解きます。