火山

山の地質

温泉はなぜ湧くのか——火山の温泉と、火山がない関西で湯が出る理由

温泉はなぜ湧くのか。じつは温まり方には3種類あります。火山のマグマ、地下の深さ、そして「火山がない関西」で湯が出るカギを握るプレートの水。下山後の一杯がもっと面白くなる温泉の地学を、一次資料でわかりやすく解説します。
山の地質

マグマは海の水から生まれる——「プレートが水を絞り出す」を本気でイメージする

「沈み込んだプレートから水が絞り出されてマグマができる」——教科書によく出るこの一行、正直イメージできていますか?雑巾ではなく鉱物の話です。水がどこから入り、深さ110kmで何が起き、なぜ火山が一列に並ぶのか。数字をスケール変換しながら本気で想像してみます。
山の地質

環太平洋造山帯とは何か——太平洋を囲む4万kmの「火の輪」を実データの地図で見る

環太平洋造山帯(環太平洋火山帯)は、太平洋をぐるりと囲む全長約4万kmの火山と地震の帯です。世界の火山データ1,196点を地図に打つと、本当に「輪」が浮かび上がります。なぜ輪になるのか、ヒマラヤとの違い、教科書から用語が消えつつある話まで解説します。
山の地質

活火山とは何か——日本に111もある理由と、地図に浮かぶ「並び方の法則」

活火山とは「概ね過去1万年以内に噴火した火山と、今も噴気活動がある火山」のこと。日本には111あります。なぜ1万年なのか、なぜ近畿・四国にはゼロなのか——分布図に浮かぶ法則まで、気象庁の一次資料でわかりやすく解説します。
山の地質

山の時間は「桁」で読む——千年・万年・億年がごちゃまぜになる人のための地質時間入門

1万年前と1億年前、どちらも「大昔」に聞こえますが、実は1万倍違います。地質の時間は数字の大きさではなく「桁」で読むと一気に整理できます。百年から億年まで、桁ごとに「その桁でしか起こらないこと」を山の実例で解説します。
山の地質

カルデラとは何か——「山なのに巨大なくぼ地」ができる理由を図解でわかりやすく解説

カルデラとは、火山にできた直径2km以上の巨大なくぼ地のこと。爆発で吹き飛んだ穴ではなく「地面ごと抜け落ちた穴」です。できる仕組みを図解と地図、阿蘇を歩いた実体験でわかりやすく解説します。
山の地質

日本の火山ランキング——大きさ・噴火の規模・噴火の頻度、3部門で読む火山の実力

日本には111の活火山があります。山体の大きさ・過去の噴火の規模・噴火の頻度という3つの部門で、公的データに基づく火山ランキングを作りました。1位は3部門とも意外な顔ぶれです。
山の地質

富士山の地質:三つのプレートがせめぎ合う場所に、なぜ日本一の山ができたのか

富士山は3枚のプレートがせめぎ合う場所の真上に立つ、4つの火山が積み重なった玄武岩質の成層火山です。なぜ日本一の山があの場所にあるのか、プレートレベルで解説します。
登山記録

安達太良山 登山記録——ロープウェイで登る火山、「ほんとの空」と月面の沼ノ平

福島県の安達太良山は、ロープウェイで八合目まで一気に上がれる親しみやすい火山です。高村光太郎が詠んだ「ほんとの空」、乳首のような山頂、そして月面のような沼ノ平の爆裂火口——子ども連れでも楽しめる活火山の登山記録です。なぜあの巨大な火口ができたのかにも触れます。
山の地質

フィリピン海プレートが作った日本の山——年間6cmの沈み込みが富士山と南アルプスを生んだ

フィリピン海プレートは年間約6cmで日本列島の下に沈み込んでいます。その動きが富士山を噴かせ、南アルプスを押し上げ、伊豆半島を本州に衝突させました。日本の山の成り立ちをプレートレベルで解説します。