登山記録

装備・ギア

モンブランで誰もピッケルにリーシュを付けていなかった——調べたら、日本と欧州は違うものを議論していた

モンブランで見たのは、リーシュを付けずにピッケルを持つ登山者ばかりでした。日本では「必ず付ける」が常識です。この差を出典をたどって調べたところ、スイス山岳会が2014年に「外せ」と公式に書いていた一方で、日本の公的団体には着用の規定がなく、しかも両者が指している「リーシュ」が別物である可能性が見えてきました。
登山記録

モンブラン登山記録——4,600mで引き返した。山頂は「厚さ20mの氷のドーム」の上にある

西ヨーロッパ最高峰モンブラン(約4,806m)にグーテルートで挑んだ記録です。落石の名所・大クーロワールの通過、4,362mのヴァロ避難小屋、ボス稜の雪稜、そして4,600mでの撤退とヘリ下山まで。標高プロファイルと地質の見どころ付きで振り返ります。
装備・ギア

歩いた軌跡を「立体の山」に描く無料ツールを作りました——GPXを置くだけ、登録不要の「ルートレリーフ」

ヤマレコやYAMAPから書き出したGPSログ(GPX)をブラウザに置くだけで、歩いた軌跡を国土地理院の標高データから起こした立体の山に描く無料ツール「ルートレリーフ」を作りました。山名・距離・獲得標高入りの1枚として保存できます。使い方と、各アプリからGPXを書き出す手順をまとめました。
登山記録

樽前山登山記録——1時間で「生きている火山」の縁に立てる、支笏湖ブルーと溶岩ドームの山

北海道の樽前山は、7合目から1時間ほどで「今も噴気を上げる溶岩ドーム」を目の前にできる世界的にも珍しい三重式火山です。支笏湖ブルーを背に外輪山を歩いた9月下旬の記録を、カルデラ・外輪山・ドームという三重構造の解説とあわせて紹介します。
登山記録

娘と登る立山・雄山3,003m——半日で「3つの地球の力」に出会える最高の初アルプス

小学生の娘と、紅葉最盛期の立山・雄山(3,003m)に登った記録です。室堂から半日で3,000m峰に立てるだけでなく、噴気を上げる地獄谷、氷河が削った山崎カール、みくりが池と、火山・氷河・隆起という3つの地球の力を一度に体験できる、初めてのアルプスに最高の山でした。
登山記録

安達太良山 登山記録——ロープウェイで登る火山、「ほんとの空」と月面の沼ノ平

福島県の安達太良山は、ロープウェイで八合目まで一気に上がれる親しみやすい火山です。高村光太郎が詠んだ「ほんとの空」、乳首のような山頂、そして月面のような沼ノ平の爆裂火口——子ども連れでも楽しめる活火山の登山記録です。なぜあの巨大な火口ができたのかにも触れます。
登山記録

鋸岳登山記録——南アルプス最難関、ギザギザの岩稜を越えて第一高点へ

南アルプスのグレーディングで唯一のE難易度に指定される鋸岳。鋸の歯のようにギザギザと連なる岩稜、垂直の鎖場、崩れやすいガレ場——標高2,685mの第一高点をめざした9月の登山記録です。花崗岩の山がなぜこれほど険しい姿になったのかにも触れます。