プレートテクトニクス

山の地質

プレートテクトニクスを深さで見る——地表から核まで6,371kmの断面

プレートの話はたいてい地図の上、つまり平面で進みます。けれど沈み込んだプレートの行方を知るには、縦方向の目盛りが要ります。マグマが生まれる深さ100km、プレートが滞留する660km、そして落ちた先の2,900km。掘っていないのになぜ中身が分かるのかも含めて、地表から核までを深さで追います。
山の地質

太平洋プレートとは何か——世界最大のプレートが日本海溝に沈み、東北の山々を作る

太平洋プレートは、世界最大の海のプレートです。年間約8cmで日本に近づき、日本海溝から沈み込んで蔵王や安達太良など東北の火山列を生み、2011年の巨大地震も起こしました。東北の山々の成り立ちをプレートの動きから解説します。
山の地質

活断層とは何か——日本に2,000以上ある理由と、地図に浮かぶ「動く場所」の法則

活断層は、これまで何度もずれ動き、これからも動くと考えられている地下の割れ目です。日本に2,000以上ある理由、分布に現れる偏り、そして山を歩くと見えてくる断層の痕跡を、地形の写真と図解で解説します。
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温泉はなぜ湧くのか——火山の温泉と、火山がない関西で湯が出る理由

温泉はなぜ湧くのか。じつは温まり方には3種類あります。火山のマグマ、地下の深さ、そして「火山がない関西」で湯が出るカギを握るプレートの水。下山後の一杯がもっと面白くなる温泉の地学を、一次資料でわかりやすく解説します。
山の地質

マグマは海の水から生まれる——「プレートが水を絞り出す」を本気でイメージする

「沈み込んだプレートから水が絞り出されてマグマができる」——教科書によく出るこの一行、正直イメージできていますか?雑巾ではなく鉱物の話です。水がどこから入り、深さ110kmで何が起き、なぜ火山が一列に並ぶのか。数字をスケール変換しながら本気で想像してみます。
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環太平洋造山帯とは何か——太平洋を囲む4万kmの「火の輪」を実データの地図で見る

環太平洋造山帯(環太平洋火山帯)は、太平洋をぐるりと囲む全長約4万kmの火山と地震の帯です。世界の火山データ1,196点を地図に打つと、本当に「輪」が浮かび上がります。なぜ輪になるのか、ヒマラヤとの違い、教科書から用語が消えつつある話まで解説します。
山の地質

山の時間は「桁」で読む——千年・万年・億年がごちゃまぜになる人のための地質時間入門

1万年前と1億年前、どちらも「大昔」に聞こえますが、実は1万倍違います。地質の時間は数字の大きさではなく「桁」で読むと一気に整理できます。百年から億年まで、桁ごとに「その桁でしか起こらないこと」を山の実例で解説します。
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富士山の地質:三つのプレートがせめぎ合う場所に、なぜ日本一の山ができたのか

富士山は3枚のプレートがせめぎ合う場所の真上に立つ、4つの火山が積み重なった玄武岩質の成層火山です。なぜ日本一の山があの場所にあるのか、プレートレベルで解説します。
山の地質

南海トラフとは何か — フィリピン海プレートの沈み込みが四国山地を育て、巨大地震を繰り返す理由

南海トラフは「次に来る巨大地震」として語られがちですが、地質の視点で見ると四国山地や紀伊山地をまるごと作り出した主役でもあります。フィリピン海プレートの沈み込みが、山と地震という二つの顔をどう生み出してきたのかを地球規模のスケールで読み解きます。
山の地質

剱岳の地質:3億年前の大陸衝突が生んだ氷河の岩峰

劔岳はなぜあれほど険しいのか。答えは3億年前の大陸衝突で生まれた変成岩と、最終氷期の氷河による彫刻にある。飛騨変成帯・氷食尖峰・現存氷河を地球規模の視点で読み解く。