活火山

登山記録

樽前山登山記録——1時間で「生きている火山」の縁に立てる、支笏湖ブルーと溶岩ドームの山

北海道の樽前山は、7合目から1時間ほどで「今も噴気を上げる溶岩ドーム」を目の前にできる世界的にも珍しい三重式火山です。支笏湖ブルーを背に外輪山を歩いた9月下旬の記録を、カルデラ・外輪山・ドームという三重構造の解説とあわせて紹介します。
山の地質

オンネトー湯の滝——微生物が鉱石をつくる「生きた鉱床」を雌阿寒岳の麓で見る

北海道・雌阿寒岳の麓にあるオンネトー湯の滝は、温泉が流れる滝の岩肌で微生物がマンガン鉱石をつくり続けている、世界的にも珍しい「生きた鉱床」です。ふつう海底でしかできない鉱床が陸上で見られる奇跡の現場を、実際に訪ねた写真とともに解説します。
登山記録

娘と登る立山・雄山3,003m——半日で「3つの地球の力」に出会える最高の初アルプス

小学生の娘と、紅葉最盛期の立山・雄山(3,003m)に登った記録です。室堂から半日で3,000m峰に立てるだけでなく、噴気を上げる地獄谷、氷河が削った山崎カール、みくりが池と、火山・氷河・隆起という3つの地球の力を一度に体験できる、初めてのアルプスに最高の山でした。
山の地質

活火山とは何か——日本に111もある理由と、地図に浮かぶ「並び方の法則」

活火山とは「概ね過去1万年以内に噴火した火山と、今も噴気活動がある火山」のこと。日本には111あります。なぜ1万年なのか、なぜ近畿・四国にはゼロなのか——分布図に浮かぶ法則まで、気象庁の一次資料でわかりやすく解説します。
山の地質

火山で登れなくなる百名山——噴火警戒レベルと入山規制、そして山が「還ってくる」までの全記録

百名山のうち23座は噴火警戒レベルが運用される活火山です。レベルの仕組み、入山規制を決めているのが気象庁ではなく市町村長であること、そして規制解除=山が「還ってくる」までの実際の道のりを、御嶽山の9年を軸に解説します。
山の地質

日本の火山噴火ランキング——過去最大の破局噴火・山体の大きさ・噴火回数を3部門で比較

日本には111の活火山があります。山体の大きさ・過去の噴火の規模・噴火の頻度という3つの部門で、公的データに基づく火山ランキングを作りました。1位は3部門とも意外な顔ぶれです。
山の地質

白山の地質:日本海側に孤立した活火山はなぜここに生まれたのか

白山は北陸の日本海側に孤立して立つ活火山です。なぜ火山列島の主軸から外れたこの場所に2,702mの山が存在するのか。40万年以上にわたる複成火山の形成史と、大規模な山体崩壊が生み出した現在の地形を地球規模の視点で読み解きます。
山の地質

御嶽山の地質:水蒸気噴火はなぜ起きたのか、3,067mの活火山を地球規模で読む

2014年の噴火で63名が亡くなった御嶽山(3,067m)。水蒸気噴火はなぜ予知できなかったのか。フィリピン海プレートの沈み込みから始まる78万年の形成史と、5つの火口湖が並ぶ地形のしくみを地質学的に読む。
登山記録

焼岳の地質:北アルプス唯一の活火山はなぜここにあるのか

北アルプスで唯一活動を続ける活火山・焼岳(2,455m)。3万年前に生まれたこの「若い火山」が、穂高や槍の沈黙を横目に今も噴気を上げる理由を、プレートの沈み込みから大正池誕生まで地学的に読み解きます。