火山

山の地質

火山で登れなくなる百名山——噴火警戒レベルと入山規制、そして山が「還ってくる」までの全記録

百名山のうち23座は噴火警戒レベルが運用される活火山です。レベルの仕組み、入山規制を決めているのが気象庁ではなく市町村長であること、そして規制解除=山が「還ってくる」までの実際の道のりを、御嶽山の9年を軸に解説します。
山の地質

山の時間は「桁」で読む——千年・万年・億年がごちゃまぜになる人のための地質時間入門

1万年前と1億年前、どちらも「大昔」に聞こえますが、実は1万倍違います。地質の時間は数字の大きさではなく「桁」で読むと一気に整理できます。百年から億年まで、桁ごとに「その桁でしか起こらないこと」を山の実例で解説します。
山の地質

カルデラとは何か——「山なのに巨大なくぼ地」ができる理由を図解でわかりやすく解説

カルデラとは、火山にできた直径2km以上の巨大なくぼ地のこと。爆発で吹き飛んだ穴ではなく「地面ごと抜け落ちた穴」です。できる仕組みを図解と地図、阿蘇を歩いた実体験でわかりやすく解説します。
山の地質

噴火したら危険な日本の火山——山体の大きさ・噴火規模・回数で比較

日本には111の活火山があります。山体の大きさ・過去の噴火の規模・噴火の頻度という3つの部門で、公的データに基づく火山ランキングを作りました。1位は3部門とも意外な顔ぶれです。
山の地質

富士山の地質:三つのプレートがせめぎ合う場所に、なぜ日本一の山ができたのか

富士山は3枚のプレートがせめぎ合う場所の真上に立つ、4つの火山が積み重なった玄武岩質の成層火山です。なぜ日本一の山があの場所にあるのか、プレートレベルで解説します。
登山記録

安達太良山 登山記録——ロープウェイで登る火山、「ほんとの空」と月面の沼ノ平

福島県の安達太良山は、ロープウェイで八合目まで一気に上がれる親しみやすい火山です。高村光太郎が詠んだ「ほんとの空」、乳首のような山頂、そして月面のような沼ノ平の爆裂火口——子ども連れでも楽しめる活火山の登山記録です。なぜあの巨大な火口ができたのかにも触れます。
山の地質

フィリピン海プレートが作った日本の山——年間6cmの沈み込みが富士山と南アルプスを生んだ

フィリピン海プレートは年間約6cmで日本列島の下に沈み込んでいます。その動きが富士山を噴かせ、南アルプスを押し上げ、伊豆半島を本州に衝突させました。日本の山の成り立ちをプレートレベルで解説します。
山の地質

白山の地質:日本海側に孤立した活火山はなぜここに生まれたのか

白山は北陸の日本海側に孤立して立つ活火山です。なぜ火山列島の主軸から外れたこの場所に2,702mの山が存在するのか。40万年以上にわたる複成火山の形成史と、大規模な山体崩壊が生み出した現在の地形を地球規模の視点で読み解きます。
山の地質

御嶽山の地質:水蒸気噴火はなぜ起きたのか、3,067mの活火山を地球規模で読む

2014年の噴火で63名が亡くなった御嶽山(3,067m)。水蒸気噴火はなぜ予知できなかったのか。フィリピン海プレートの沈み込みから始まる78万年の形成史と、5つの火口湖が並ぶ地形のしくみを地質学的に読む。
登山記録

伯耆大山の地質:富士山型の成層火山はなぜ崩れ続けるのか

中国地方最高峰・伯耆大山はかつて「伯耆富士」と呼ばれた円錐形の火山です。なぜ北側に高さ400mの絶壁「北壁」が生まれたのか。フィリピン海プレート・アダカイトマグマ・日本海豪雪という三つの要素から100万年の変遷を読み解きます。