登山記録

鋸岳登山記録——南アルプス最難関、ギザギザの岩稜を越えて第一高点へ

南アルプスのグレーディングで唯一のE難易度に指定される鋸岳。鋸の歯のようにギザギザと連なる岩稜、垂直の鎖場、崩れやすいガレ場——標高2,685mの第一高点をめざした9月の登山記録です。花崗岩の山がなぜこれほど険しい姿になったのかにも触れます。
山の地質

中央構造線とは何か — 日本列島を東西に走る1,000kmの大断層、その正体

関東から九州まで1,000kmにわたって日本列島を貫く大断層「中央構造線」。フォッサマグナと並ぶこの巨大構造が、どのようにして生まれ、なぜ西日本の山々を南北で別の岩石に塗り分けているのかを、地球規模のスケールで読み解きます。
山の地質

フィリピン海プレートが作った日本の山——年間6cmの沈み込みが富士山と南アルプスを生んだ

フィリピン海プレートは年間約6cmで日本列島の下に沈み込んでいます。その動きが富士山を噴かせ、南アルプスを押し上げ、伊豆半島を本州に衝突させました。日本の山の成り立ちをプレートレベルで解説します。
山の地質

南海トラフとは何か — フィリピン海プレートの沈み込みが四国山地を育て、巨大地震を繰り返す理由

南海トラフは「次に来る巨大地震」として語られがちですが、地質の視点で見ると四国山地や紀伊山地をまるごと作り出した主役でもあります。フィリピン海プレートの沈み込みが、山と地震という二つの顔をどう生み出してきたのかを地球規模のスケールで読み解きます。
山の地質

剱岳の地質:3億年前の大陸衝突が生んだ氷河の岩峰

劔岳はなぜあれほど険しいのか。答えは3億年前の大陸衝突で生まれた変成岩と、最終氷期の氷河による彫刻にある。飛騨変成帯・氷食尖峰・現存氷河を地球規模の視点で読み解く。
山の地質

白山の地質:日本海側に孤立した活火山はなぜここに生まれたのか

白山は北陸の日本海側に孤立して立つ活火山です。なぜ火山列島の主軸から外れたこの場所に2,702mの山が存在するのか。40万年以上にわたる複成火山の形成史と、大規模な山体崩壊が生み出した現在の地形を地球規模の視点で読み解きます。
山の地質

御嶽山の地質:水蒸気噴火はなぜ起きたのか、3,067mの活火山を地球規模で読む

2014年の噴火で63名が亡くなった御嶽山(3,067m)。水蒸気噴火はなぜ予知できなかったのか。フィリピン海プレートの沈み込みから始まる78万年の形成史と、5つの火口湖が並ぶ地形のしくみを地質学的に読む。
山の地質

燕岳の地質学――白い花崗岩の山体はどうやって生まれたか

北アルプスの燕岳を白く染める花崗岩は、約7000万年前のマグマ活動が起源です。プレートの圧縮で持ち上がり、氷河に削られ、風化で穿たれた山体がなぜあの形になったかを、合戦尾根から読み解きます。
登山記録

ヒマラヤはなぜ高い?——エベレスト山頂が「海底」だった証拠と大陸衝突の物語

エベレスト山頂付近の岩は、かつての海底です。海の生き物の化石が標高8,800mにある理由を、大陸衝突のしくみとエベレスト街道を歩いた実体験から解説します。
山の地質

フォッサマグナとは何か — 日本列島を二分する大地溝帯の正体

日本列島の中央部に横たわる巨大な地質構造帯「フォッサマグナ」。南アルプスから富士山まで、日本の山の成り立ちを根本から支配するこの地帯が、どのようにして生まれたかを地球規模のスケールで読み解きます。