ふぉっさ まぐお

山の地質

山の時間は「桁」で読む——千年・万年・億年がごちゃまぜになる人のための地質時間入門

1万年前と1億年前、どちらも「大昔」に聞こえますが、実は1万倍違います。地質の時間は数字の大きさではなく「桁」で読むと一気に整理できます。百年から億年まで、桁ごとに「その桁でしか起こらないこと」を山の実例で解説します。
山の地質

カルデラとは何か——「山なのに巨大なくぼ地」ができる理由を図解でわかりやすく解説

カルデラとは、火山にできた直径2km以上の巨大なくぼ地のこと。爆発で吹き飛んだ穴ではなく「地面ごと抜け落ちた穴」です。できる仕組みを図解と地図、阿蘇を歩いた実体験でわかりやすく解説します。
山の地質

日本の火山噴火ランキング——過去最大の破局噴火・山体の大きさ・噴火回数を3部門で比較

日本には111の活火山があります。山体の大きさ・過去の噴火の規模・噴火の頻度という3つの部門で、公的データに基づく火山ランキングを作りました。1位は3部門とも意外な顔ぶれです。
山の地質

糸魚川静岡構造線とは何か——日本を東西に分ける大断層、フォッサマグナの西縁を歩く

糸魚川静岡構造線(糸静線)は、新潟県糸魚川市から静岡市付近まで日本列島を縦断し、列島を地質学的に東日本と西日本に分ける大断層です。フォッサマグナとの違い、形成史、断層の上を歩ける場所まで解説します。
山の地質

四姑娘山の地質:インド大陸衝突がつくった6250mの壁、龍門山断層帯を歩く

四川省の四姑娘山(6250m)は、インド大陸とユーラシア大陸の衝突がつくり出したチベット高原東縁に立つ。龍門山断層帯が刻む急峻な地形と、現在も続く地殻変動の証拠を地学の視点で読み解く。
山の地質

日本に氷河はいくつある?——北アルプスに現存する10の氷河をすべて解説

日本に現存する氷河は、2026年時点で10。すべて北アルプス北部に集中しています。氷河と雪渓の違い、10の氷河の一覧と規模、なぜ低緯度の日本に氷河が残れるのかを、現地に通った体験とともに解説します。
登山記録

テンボチェ僧院と標高3,800mの大地 — ヒマラヤの地形が育んだクンブの暮らし

標高3,800mに建つテンボチェ僧院、すり鉢状のナムチェバザール。ヒマラヤの造山運動と氷河が刻んだU字谷の地形が、クンブ地方の暮らしと文化をどう形づくったかを解説します。
山の地質

富士山の地質:三つのプレートがせめぎ合う場所に、なぜ日本一の山ができたのか

富士山は3枚のプレートがせめぎ合う場所の真上に立つ、4つの火山が積み重なった玄武岩質の成層火山です。なぜ日本一の山があの場所にあるのか、プレートレベルで解説します。
登山記録

安達太良山 登山記録——ロープウェイで登る火山、「ほんとの空」と月面の沼ノ平

福島県の安達太良山は、ロープウェイで八合目まで一気に上がれる親しみやすい火山です。高村光太郎が詠んだ「ほんとの空」、乳首のような山頂、そして月面のような沼ノ平の爆裂火口——子ども連れでも楽しめる活火山の登山記録です。なぜあの巨大な火口ができたのかにも触れます。
登山記録

カクネ里雪渓に恋して——三度の冬、氷河をひと目見るために遠見尾根へ

カクネ里雪渓は、鹿島槍ヶ岳の北東に横たわる、長野県内で初めて氷河と認められた雪渓です。登山道もない谷の奥で静かに光る氷を、ひと目見るためだけに真冬の遠見尾根へ三度通った個人的な記録。なぜ氷河がここに残るのか、なぜ何度も通ってしまうのかを綴ります。